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睡眠時間を8時間とすれば、人間は人生の1/3をベッドの中にいる計算になります。
ベッドがもっと快適になれば、人生の1/3がもっと快適になるはず。人生の楽しみと健康の大半がベッドの上にあると言っても過言ではありません。欧米では家のいちばん良い部屋を寝室にするとか。ですからベッド選びは慎重に。良いものを選びましょう。 |
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ベッドに入ってうとうとすると、一気に深い眠りに落ちていきます。この深い眠りから始まって、浅い眠り、また深い眠りと、何度も下がったりあがったりを繰り返します。この眠りの波はサイクルが大体決まっていて、下がって上がっての谷間
ひとつで約1時間半。6時間眠る人だと谷間が4つ。7時間半だと谷間が5つとなります。
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があります。ノンレム睡眠はジェットコースターでいえば一気に下る時。脳が休息して筋肉は活動している状態。体温は下がり、体内の熱を放出するため、体表面の温度は上昇し発汗作用
が活発になります。この入眠時の段階をスムーズにさせることが、翌日の目覚めに大きく影響します。
一方レム睡眠は脳が活動し、体が休んでいる状態。ジェットコースターで言えば、カタカタと頂上目指し上っている状態。
このときに夢を見ます。
第一の深い眠り(ノンレム睡眠)から次の浅い眠りへ上っているとき、どばーっと大量の成長ホルモンが分泌されます。 |
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成長ホルモンは子供が成長するときに不可欠なホルモンです。
でも大人になっても成長ホルモンは大切で、細胞の再生、新陳代謝の活性化、疲労回復など重要な働きをしています。
成長ホルモンが不足すると、お肌はカサカサになったり、目の下にクマができたり、すぐに風邪をひくなど抵抗力のない身体になってしまいます。
この成長ホルモンが唯一出るのが寝ている時。眠りに落ちて1回目の深い眠りから浅い眠りへ登るときに、とばーっと大量に分泌されます。だから良い睡眠はとても大切なのです。 |
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午前0時にノンレム睡眠の谷間があるとき、最も成長ホルモンの出る量が多いことがわかっています。つまり11時頃眠り始めるといちばん効率よく成長ホルモンがゲットできるというわけです。同じ8時間でも、昼間眠るのと夜眠るのとでは、成長ホルモンの分泌量が違います。その理由は定かではないのですが、お肌のグットコンディションを目指すなら、ベッドインは11時頃がベストです。 |
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寝る前は覚醒作用のあるカフェインの多いコーヒーや紅茶・緑茶は避け、カモミールなどの鎮静効果のあるノンカフェインのハーブティーが良いでしょう。
西欧では眠れない子のためにお母さんが作るのはナツメグをかけたちょっと甘いホットミルク。乳製品に多いカゼインというたんぱく質に多く含まれるセロトニンという物質は、
ノンレム睡眠の深い眠りを守る働きがあり、ぐっすり眠れるから。
ミルクはネムリのドリンクなのです。 |
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色が人間の心理に与える影響はとても大きなものがあります。
自分が気持ちよくリラックスできるように、ベッドまわりをカラーコーディネートするのは科学的に言ってもとても大事なことなのです。一般的にブルーなどの寒色系は神経を鎮める効果があり、
寝室空間には最適です。また柔らかい色(ペールトーンやライントーン)でコーディネートすれば、さわやかに目覚めることができます。
また、間接照明を用いた柔らかい光や、アロマテラピーなどの香りも効果的。
あなた五感をリラックスさせてくれるアイテムを積極的に取り入れましょう。 |
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